投資をするための心得

経済学のおもしろさを学ぶ 竹森俊平 東洋経済新報社発行年月：1999年12月 ページ数：376p サイズ：単行本 ISBN：9784492442494 第1部　国際取引の5つの動機（貿易から生まれる利益／異なった時点に行われる支出の交換／経常収支が決定されるメカニズム／危険回避の方法としての国際資本取引／保険業にとってのさまざまな危険　ほか）／第2部　経済組織における「ねずみ講」的な仕組み（アルバニアのねずみ講／ねずみ講とバブルの理論／バブルは現実に起こるか？／貨幣の3つの機能／インフレ税とハイパー・インフレーション　ほか） 本書では、最新の経済理論までを、数式を一切使わずに、経済学の知識がなくてもわかるように説明している。東アジアの通貨危機や、ヘッジ・ファンドLTCMの倒産といった、近年、世界で起こったスリルに満ちた出来事の「謎」を解くために、理論は「鍵」の役目をするのである。グローバル化した現代経済の「脆弱性」はどこにあるのか、というパズルを解いていく過程で、読者には、ジェット・コースターに乗ったようなスリルが味わえる。 本 ビジネス・経済・就職 経済・財政 経済学